車の安全性とは

昨日も福岡市で大変大きな死傷事故が起こってしまいました。

昨日の事故とは全く関係ない話になりますが、私が自動車運転免許を取得した時はMT車を運転していましたが、現在はAT車を運転しています。
私が自動車運転免許を取得をしたのは30年以上前の話になりますので、まだ一般的にもMT車の方が多かった時代だと思います。
MT車の運転って、色々と大変なんですよね。
特に渋滞の時などは足がとても疲れますし、通常の発進時や坂道発進の時などは、特に気を使わないとエンストしてしまったり、車が坂でバックしてしまったり。
なので、AT車に比べると運転する際の緊張度が高かったように思います。

その当時と比べると、今の車には様々な安全性を考慮した装備がついています。
ABS、エアバック、安全ボディなどはその一例ですが。
でもこれは、あくまで通常の運転に支障が無い状態で法令速度を守った上で運転している時、不測の事態に見舞われてしまった場合に運転者のアシストをする機能や搭乗者の怪我を軽減させる機能でしかなく、万全ではありません。

AT車は確かにMT車と比べると運転するには楽ですが、その分操作が簡単になったが為に、誤発進や運転時の気のゆるみが起きてしまうなどのデメリットもあると思います。

自動車運転免許は18歳になれば比較的簡単に取得する事が出来ます。
でも1トン以上の重さのものが仮に法令速度の40km走行していた時に衝突してしまった場合の被害の事まで考えてハンドルを握っている人は少ないと思います。

今は世界で車の自動運転技術の開発も盛んに行われていますが、全ての道路や様々な環境下で100%完全な自動運転をさせる事は技術的にもかなり難しい事です。

これからも車の安全性は向上していく事と思います。
しかし車の安全性の根底となる事は、運転している人自身がしっかりとした緊張感を持って運転する事が基本になると思いますね。

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